インドの伝統手法のプリントは、自然のエネルギーとひと続き。洗いにかけられた布は天日干しに。天候にも左右され、タンブラー乾燥よりも手間はかかりますが、日光に当てることで、色鮮やかに発色します。砂漠地帯であるジャイプールで受け継がれるこんな知恵も、今のものづくりに活きています。 色の境界線のやわらかいにじみは、どこか優しく、均一でないわずかなズレは、機械では決して表現できない、独特の面白さが。布はまさに作り手の、磨かれた技と想いを届けるメッセンジャー。 ブランドの発足当初から、今も変わらず、インドの伝統手法のプリントにこだわる理由は、そんな、表情豊かなテキスタイルを求めているから。 1枚として同じものがない、ハンドメイドの布に触れれば、インドから始まる、遥かなストーリーを感じるはずです。
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